あかさんの日記

スバル1300G、フィルムカメラの分解修理記録です

ベンダー製作

板を曲げるためのベンダーを作る

まずは、強度の計算とたわみの計算をして図面作成。全体図が出来たら各部品ごとにも図面を準備

部品ごとの図面に従って、材料の切り出し、部品の組み立てと加工を行う

図面通りに穴あけや切削の加工

細かい部品も旋盤やフライス盤を使って製作

仮組をして見る

仮溶接

本付の溶接を進めてゆく

組み立て動作確認

ペンキを塗って組み立て

端材を曲げてみた

予定通りかどもきっちり曲がった

 

バンドソー

中古のハンディーのバンドソーを入手

いままでは、治具などの素材の切り出しは金鋸やジグソーで行っていた 50φくらいの鉄の棒を切るのには時間がかかり大変だった

小さく、カットする時間が短いものは問題なく便利になった

手で持って鉄を切るのにそこそこの時間位置が動かないようにするのは大変なので台を作ることにした

2.3mm鉄板から必要な形を切り出してベースの5mmの板と溶接

角度の微調整がしやすいように、本体側と回転するピンの部分を分割して製作

取り付け部はきちんと平行になるように、簡易的な治具を作って溶接

組み上がった状態はこうなる

台座は四角のパイプで作って、ヒンジ部のブラケットを取り付け

回転部ののピンと位置合わせのスペーサーをつけてRピンで固定

長穴が開けてあるの切断角度を調整できるようになっている

持ち上げる作業がしやすいように、ゆっくり下がってくるようにガススプリング取り付け

使っている状態

50mm X50mm、厚さ6mmの鉄のアングルを切断するのに1分かからない

 

ボンネット錆

塗装がふくらんでいたので、剥がしたらボンネットの角の部分が錆びていた

車体の後ろの方から直して、右側の最後の部分

上面は孔あき、側面は錆びて元の部分は無くなっている

錆びていない反対側の形状を板に映し取ってから、塩ビの板で型紙を作っておく

それに合わせて修復を進める

まずは、穴の空いていた上面部分を鉄板で塞いで溶接

側面は図面を作成し、、ボール紙で試作してみた

ボール紙に合わせて鉄板を切って、曲面に合わせて叩き出し

ここの部品を溶接してボンネットの形状にする

切り取る部分の境目をマスキングテープで決めて切り取り

切り取った部分に合わせて、作っておいた部品から切り取った形状を切り出し、はめ込み

溶接、フェンダーとの曲面の合わせ

反対側で作った型紙に合わせてゆく

もう少し修正

溶接の熱による歪みはある程度修正したので、最後の塗装時にパテで仕上げ





ボール盤の更新


いままで30年くらい使っているボール盤を更新

いままでのボール盤はホームセンターで購入したもので、JIGの製作や車の修理には、力不足で、、剛性も不足だった

いままでのボール盤

新しいボール盤は中古の並木機械の1964年製

購入して、分解して自動車に積んできた

鋳物でできていてとにかく重い

ベルトを張るハンドルの欠品とテーブルに間違えて開けた傷がある

 

汎用のハンドルを買ってきて軸の太さ、周りどめピンの加工をして取り付け

テーブルの傷は溶接で穴埋め

モーターは起動コイル付きで、遠心スイッチ付き
ゴミが溜まっていて動作が不安定なので分解清掃

(遠心スイッチ)

 

ドアの錆

ドアの下部の塗装に膨らみが出ていたので、塗装を剥がしてみたら錆

鉄板を使って部分的に作り直し

元の状態に戻すため、ドアのエッジの寸法が出せるように治具を作ってから作業

治具は内張を固定する穴を基準にできるように製作 反対側のドアでも使えるように

外板を最小限切取り中を見ると内板も錆びている

錆びた部分を除去して鉄板を溶接

形状と寸法が元の状態を保てるように治具に合わせて修復

切り取った外板を新たに鉄板から作る

作った部品を取り付ける

ここでも治具を使って、きちんと寸法を出し溶接

錆止めを塗っておく

車体に仮止め

 

 

 

マフラー製作 その5

排気管の出口には排気抵抗を低減するためにパイプの入口に加工を加える

キャブレーターのファンネルと同じ理屈

ブラケットや補強の細かい部品を準備

胴体の中の配管の吸音用の穴を開けた周りに吸音のためのグラスウール

配管の合流部のパイプの吸音用の穴の周りにも吸音のためのグラスウール

すべてを溶接組立

組み立てが終わり、耐熱塗料を焼き付け

車体に組み付け サスペンションやガソリンタンクとも適切な隙間が確保されて完成