ドア内張り修理
ドアの内張り劣化して変形(上のほうは変形して隙間が出来てる)




元々内張りは車内を広くすため、外側に湾曲している
外してみると雨水で木の板が変形していた
黒くなってるのは雨水のあと


2.5mm厚さのMDF板から切り出す ここではまだ平らな状態

ドアの曲面を再現した型を製作

型に切り出した板をのせて濡れたぞうきんで板を湿らせて、時間をかけて乾燥させると型の形状に馴染む

こんな感じに、ドアの形に湾曲した板になる

ここに内装のレザーを貼り付け

タッカーで固定

2.5mm厚さのMDF板では市販のタッカー針では長すぎるので脚の長さを短く加工
固定JIGをつくって脚を短くカット

内張り完成

裏側からタッカーで固定

ドアの内側は外周の丸穴にクリップで固定する構造

ドアの丸穴にはクリップの入るブッシュが入る構造なのに、これも劣化して切れてしまって足りない数を旋盤で製作

できたブッシュ

左が内張りの板につくクリップ、右がクリップの入るブッシュ


クリップはドアの穴に嵌め込み

水が入らないようになっているはずが、防水のシートが劣化してボロボロ
これが原因で窓の隙間から入った雨水で、内張の板が変形していたみたい

防水シートの型紙を作って、新しく作り直し
黒いのは接着用のブチルテープ



ドアの整備用の穴に貼り付け


内張りを嵌め込んで完成


スバル360 ドアストッパー
スバル360は後ヒンジ、前開きのドア
ドアが開きすぎない様にゴムのストラップがついている
ドアの後ろ側の下隅についている部品


金具を前のオーナーが太い針金で修理していた

本当はこんな形のアルミの部品です
同じものを作りましょう


アルミのブロックから必要なサイズの素材を切り出しました

図面を書いて、切り出したアルミブロックに仕上がりの形状を書き込みます
青いのは”青ニス”で銀色の素材だと形状の線が見にくいので青く塗ったあとに線を描きます

形状に合わせて器械で削ってゆきます
→削る
↓削る
←削る
機械で削った物をヤスリで仕上げ、取り付けの穴を開けて完成


追記
ドアの根本についている部品です


作った部品はここにつく


スバル360 がたつき防止部品
ボンネットとエンジンルームふーどが走行中に揺れてボディに擦れないようなゴムのストッパーが付いていますが、これもゴムの劣化です(1967年の車なので58年経っています)
前のオーナーは簡単に手直ししていましたが、ボロボロになってました
ボンネットの車体側の4隅



エンジンフードの車体側の4隅


はずした劣化部品はこの通り
元々はボディーの穴にゴム部品を入れて引っ張って引っかける構造です
L型のゴムと穴に通して引っかける部品を 別々に作ります
材料は耐候性を考えてEPDM




ボディーの穴に通して引っ掛けます
完成




スバル360
スバル360のサスペンション修理
スバル360のリアサスペンションのからキュッキュ・キュッキュ音がでる

リアサスペンションのバネの付け根のゴムが怪しい

外してみたらゴムが固くなって割れていて金属が擦っていのが原因

取り付け部分の寸法を図って図面化
ゴムの潰れ代はゴムの硬度を70とすると、20%が適切な数値なので形状を考える
ゴムの種類は使用場所が外回りなので、紫外線や環境を考えてEPDMとした

素材は10mm厚さのゴムシートをゴムの変形に追随するEPDMに適した接着剤で接着


旋盤で外周の加工

内周の加工はJIGを作って加工


仕上げて部品は完成


取り付け


完成 リアサスペンションのからキュッキュ・キュッキュ音は解消

ベンダー製作
板を曲げるためのベンダーを作る
まずは、強度の計算とたわみの計算をして図面作成。全体図が出来たら各部品ごとにも図面を準備

部品ごとの図面に従って、材料の切り出し、部品の組み立てと加工を行う




図面通りに穴あけや切削の加工


細かい部品も旋盤やフライス盤を使って製作

仮組をして見る

仮溶接


本付の溶接を進めてゆく

組み立て動作確認

ペンキを塗って組み立て


端材を曲げてみた


予定通りかどもきっちり曲がった

バンドソー
中古のハンディーのバンドソーを入手
いままでは、治具などの素材の切り出しは金鋸やジグソーで行っていた 50φくらいの鉄の棒を切るのには時間がかかり大変だった
小さく、カットする時間が短いものは問題なく便利になった


手で持って鉄を切るのにそこそこの時間位置が動かないようにするのは大変なので台を作ることにした
2.3mm鉄板から必要な形を切り出してベースの5mmの板と溶接



角度の微調整がしやすいように、本体側と回転するピンの部分を分割して製作
取り付け部はきちんと平行になるように、簡易的な治具を作って溶接


組み上がった状態はこうなる

台座は四角のパイプで作って、ヒンジ部のブラケットを取り付け


回転部ののピンと位置合わせのスペーサーをつけてRピンで固定
長穴が開けてあるの切断角度を調整できるようになっている

持ち上げる作業がしやすいように、ゆっくり下がってくるようにガススプリング取り付け


使っている状態
50mm X50mm、厚さ6mmの鉄のアングルを切断するのに1分かからない











