あかさんの日記

スバル1300G、フィルムカメラの分解修理記録です

ベンダー製作

板を曲げるためのベンダーを作る まずは、強度の計算とたわみの計算をして図面作成。全体図が出来たら各部品ごとにも図面を準備 部品ごとの図面に従って、材料の切り出し、部品の組み立てと加工を行う 図面通りに穴あけや切削の加工 細かい部品も旋盤やフラ…

バンドソー

中古のハンディーのバンドソーを入手 いままでは、治具などの素材の切り出しは金鋸やジグソーで行っていた 50φくらいの鉄の棒を切るのには時間がかかり大変だった 小さく、カットする時間が短いものは問題なく便利になった 手で持って鉄を切るのにそこそこ…

ボンネット錆

塗装がふくらんでいたので、剥がしたらボンネットの角の部分が錆びていた 車体の後ろの方から直して、右側の最後の部分 上面は孔あき、側面は錆びて元の部分は無くなっている 錆びていない反対側の形状を板に映し取ってから、塩ビの板で型紙を作っておく そ…

ボール盤の更新

いままで30年くらい使っているボール盤を更新 いままでのボール盤はホームセンターで購入したもので、JIGの製作や車の修理には、力不足で、、剛性も不足だった いままでのボール盤 新しいボール盤は中古の並木機械の1964年製 購入して、分解して自動車に積ん…

ドアの錆

ドアの下部の塗装に膨らみが出ていたので、塗装を剥がしてみたら錆 鉄板を使って部分的に作り直し 元の状態に戻すため、ドアのエッジの寸法が出せるように治具を作ってから作業 治具は内張を固定する穴を基準にできるように製作 反対側のドアでも使えるよう…

マフラーまでの配管

マフラー製作 その5

排気管の出口には排気抵抗を低減するためにパイプの入口に加工を加える キャブレーターのファンネルと同じ理屈 ブラケットや補強の細かい部品を準備 胴体の中の配管の吸音用の穴を開けた周りに吸音のためのグラスウール 配管の合流部のパイプの吸音用の穴の…

マフラー製作 その4

マフラー胴体の製作は、自作した3本のローラーを使ったロールベンダーで板を楕円に整形 配管の入り口の加工 入口のパイプの固定と吸音材の保持になる中央の仕切りを入れて溶接 マフラーは車体の取り付け位置で固定され、サスペンションや給油配管を逃げなけ…

マフラー製作 その3

タイコの部品準備 マフラーのタイコは断面が楕円形で、側面が出口(写真タイコ上側)、胴体に入り口(写真タイコ左下)がある形 側面の蓋の部分を作るのに型を準備 型に合わせて1.2mm厚さの鉄板を曲げ 胴体の鉄板を挟めるようにフランジを溶接(胴体のテッパ…

マフラー製作 その2

配管の合流部分と大きな曲げ部分は吸音をさせる 配管に穴をあけてその周りにグラスウールを巻きつけてケースでカバーする 先ずは、穴あけ 400個以上の穴あけ 数が多いので切れ味が悪くなるたびに研ぎ直したらこんなに短くなった 穴を開けるのは、ボール盤…

マフラー製作 その1

マフラーをつくるのにパイプの曲げが必要になります そのまま曲げてもパイプが潰れてしまうので、パイプなかに砂を詰めてから曲げます プレス機で曲げますが、バーナーで炙ってパイプを柔らかくして曲げます マフラーはエンジンからくる排気ガスを合流させて…

ロールベンダー

マフラーのタイコ部分は腐食して半分くらいしかもとの状態が残ってなかった タイコ部分は曲率の大きな曲げでできているので、木型を付けってみた マフラーの大きさが70cmもあるのでこのような曲率で曲げるのが難しいので 道具を作ることにした 各部品の設…

Evap Canの修理

蒸発したガソリンのためのEvap Canがトランクの中についている 図の通りガソリンタンクからキャブレータのエアクリーナーまでの経路中に取り付けられている 古くなって出口のホース差し込み口が割れていた 部品を作って修理 素材は耐ガソリン性を考えてPET樹…

リアホイールうしろ(続)

錆びて切り取ったパーツを鉄板から製作 作り方は鉄板をおおまかな形で切り出し ハンマーで叩いて曲げたり伸ばしたり熱を加えてから冷やして縮めたり 切り取った部品の形状に合わせながら整形 U字の部分は水抜き用 切り取った車体にピッタリあったら完成(継…

リアホイールうしろ

スバル1300GはFFのためリアホイールから後ろが短い この部分はトランクの床と兼用になっているので、トランクの床から外が見える 外の塗料を取ると内側から穴がいている 錆びている部分の塗料を剥がしてゆくと 錆が予想以上に進んでいた 元の形を再生するた…

リアサイドウインドウの枠

リアサイドウインドウの枠を見ると、雨樋の部品が内部から錆びている サビのない部分で一度切断して外してみる やはり、内部は錆びて穴まで開いていた 外した雨樋はボロボロになっているので修理が必要 ボディーのサビた部分は切り取り、新しい鉄板で作り直…

リアウィンドウ枠の修理(最後)

製作したアングルに溶接のための穴を開けて防錆塗料を塗る ウインドウ下のシェルフ取り付けのブラケット準備 位置決めをしてクランプで固定してアングルと一緒に溶接 溶接後は錆止め塗装 仕上げの赤の塗装で完成 元々はこんな状態だった シェルフの取り付け…

修理道具(エキストラクター)

古い車ではボルトが錆びていて外れないことがあります 錆がひどいとボルトが折れてしまうこともあり、折れたボルトを外さなければ元の状態に組み立てることが出来ません これはリアバンパーの取り付け部です 折れたボルトの中心に穴を開けてエキスとラクター…

リアウインドウ枠の修理(続き)

窓のゴムをはめ込むフランジは錆が酷く修理が不可能なので鉄板から作ることにした 3次元に曲げてある部品なので、最初は2次元の板を作るところから 厚紙で型紙を作って鉄板を切り出し 長い部品になるので溶接して一つの部品に仕上げてゆく 板の溶接は型紙…

リアウインドウの枠の修理

リアウインドウのガラスを外してみると、やはり錆びている 窓のゴムをはめ込むフランジも錆びて無くなっている所も 取り付け部のボディーもフランジの部品の下で錆びている模様 窓のゴムをはめ込むフランジの部品の溶接を外してみると下地も予想通りボロボロ…

ドライブシャフト取付け

クラッチフォークのブーツが完了したのでドライブシャフトを取り付ける。 ミッション側の固定の3本のボルトのゆるみ止めは、セフティーワイヤーで行うためボルトの頭にはワイヤーを通すための穴があいている特殊な物 航空機で使われているセーフティーワイ…

クラッチフォークのブーツ

クラッチフォークのブーツが硬化して割れている。 部品を取り寄せようとしたら、ストックが無く入手不可能だった。 作る事にした。油がつくところなので耐油性の良い材料のNBRにする。ゴムの硬さはある程度の硬さが必要なので60にした。蛇腹の稜線で張り合わ…

リアウインドーを外したら

リアウインドーを外してみたらやはり錆が出ていた ガラスをゴムで固定するために複雑なプレス形状になっている そこが錆びて穴が空いていた 鉄板から部品を作って修理するのは他の場所と同じ 曲げが連続しているので、プレス型を作ることから始めなくてはな…

ガソリンタンクの中の清掃

ガソリンタンクは車が作られた1971年から使われているものです フューエルゲージを外して中を見てみるとガソリンが揮発して残ったベトベトしたタール状のものが溜まっていた タンクを空にしてもタンクが重いのはタールの重さだった 2〜3週間ごとに洗剤を入れ…

ステアリングラックオーバーホール

ステアリングラックのオーバーホール ラックは錆び取りと給油の他に取り付けのゴムマウントの交換が必要 この部品のも既にメーカーに部品のストックは無くなっている 写真は古くなってゴムが硬化たものと素材になるゴムのブロック ステアリングラックの取り…

リアサイドウインドー

リアサイドウインドーのヒンジ部ゴム(図の3と13)が劣化し無くなってしまっている スペア部品もメーカーに在庫がないと回答が来た 今までは、ガラスに直接金属のブラケット(図の2と14)が当たらないようにうすいゴムを挟んであった ゴムの種類を選定…

ブレーキドラム

ブレーキドラムは摩耗が許容値以内なら使用可能 サビの除去とベアリングのグリースアップ 汚れと大まかな錆を取り、サンドブラストで鋳物の表面も綺麗になる 錆止め、ペイント MAX182MMと書いてあるのがドラム内径の摩耗許容値

ドラムブレーキ

取り外したリアサスペンションに組み込まれているドラムブレーキ バックプレートも錆と汚れ 分解してサンドブラストで錆落とし 錆止め塗装をして組み立て 必要部分にブレーキ用グリースを塗布 塗装したサスペンションに組み込み、ブレーキ配管組み付け

リアサスペンション点検

リアサスペンションを取り外しオーバーホール 鉄板の溶接構造ですが、昔ラリーの練習中に同じ型のレオーネのサスペンションで溶接部が割れてタイヤがサスペンションごと外れた事がある 染色浸透探傷という方法でクラックがないか点検 塗装と錆を全部剥がして…

オトナシート

床の錆びた部分の修理が終わり、板の合わせ部に防水シールが終わり 元々は、床には防音材が貼ってあったがサビの修理のために剥がしていたので元に戻す ”オトナシート”を準備 床の修復作業の前に、防音材の型をとり、図面化していたので”オトナシート”を図面…