あかさんの日記

スバル1300G、フィルムカメラの分解修理記録です

2021-01-01から1年間の記事一覧

修理道具(エキストラクター)

古い車ではボルトが錆びていて外れないことがあります 錆がひどいとボルトが折れてしまうこともあり、折れたボルトを外さなければ元の状態に組み立てることが出来ません これはリアバンパーの取り付け部です 折れたボルトの中心に穴を開けてエキスとラクター…

リアウインドウ枠の修理(続き)

窓のゴムをはめ込むフランジは錆が酷く修理が不可能なので鉄板から作ることにした 3次元に曲げてある部品なので、最初は2次元の板を作るところから 厚紙で型紙を作って鉄板を切り出し 長い部品になるので溶接して一つの部品に仕上げてゆく 板の溶接は型紙…

リアウインドウの枠の修理

リアウインドウのガラスを外してみると、やはり錆びている 窓のゴムをはめ込むフランジも錆びて無くなっている所も 取り付け部のボディーもフランジの部品の下で錆びている模様 窓のゴムをはめ込むフランジの部品の溶接を外してみると下地も予想通りボロボロ…

ドライブシャフト取付け

クラッチフォークのブーツが完了したのでドライブシャフトを取り付ける。 ミッション側の固定の3本のボルトのゆるみ止めは、セフティーワイヤーで行うためボルトの頭にはワイヤーを通すための穴があいている特殊な物 航空機で使われているセーフティーワイ…

クラッチフォークのブーツ

クラッチフォークのブーツが硬化して割れている。 部品を取り寄せようとしたら、ストックが無く入手不可能だった。 作る事にした。油がつくところなので耐油性の良い材料のNBRにする。ゴムの硬さはある程度の硬さが必要なので60にした。蛇腹の稜線で張り合わ…

リアウインドーを外したら

リアウインドーを外してみたらやはり錆が出ていた ガラスをゴムで固定するために複雑なプレス形状になっている そこが錆びて穴が空いていた 鉄板から部品を作って修理するのは他の場所と同じ 曲げが連続しているので、プレス型を作ることから始めなくてはな…

ガソリンタンクの中の清掃

ガソリンタンクは車が作られた1971年から使われているものです フューエルゲージを外して中を見てみるとガソリンが揮発して残ったベトベトしたタール状のものが溜まっていた タンクを空にしてもタンクが重いのはタールの重さだった 2〜3週間ごとに洗剤を入れ…

ステアリングラックオーバーホール

ステアリングラックのオーバーホール ラックは錆び取りと給油の他に取り付けのゴムマウントの交換が必要 この部品のも既にメーカーに部品のストックは無くなっている 写真は古くなってゴムが硬化たものと素材になるゴムのブロック ステアリングラックの取り…

リアサイドウインドー

リアサイドウインドーのヒンジ部ゴム(図の3と13)が劣化し無くなってしまっている スペア部品もメーカーに在庫がないと回答が来た 今までは、ガラスに直接金属のブラケット(図の2と14)が当たらないようにうすいゴムを挟んであった ゴムの種類を選定…

ブレーキドラム

ブレーキドラムは摩耗が許容値以内なら使用可能 サビの除去とベアリングのグリースアップ 汚れと大まかな錆を取り、サンドブラストで鋳物の表面も綺麗になる 錆止め、ペイント MAX182MMと書いてあるのがドラム内径の摩耗許容値

ドラムブレーキ

取り外したリアサスペンションに組み込まれているドラムブレーキ バックプレートも錆と汚れ 分解してサンドブラストで錆落とし 錆止め塗装をして組み立て 必要部分にブレーキ用グリースを塗布 塗装したサスペンションに組み込み、ブレーキ配管組み付け

リアサスペンション点検

リアサスペンションを取り外しオーバーホール 鉄板の溶接構造ですが、昔ラリーの練習中に同じ型のレオーネのサスペンションで溶接部が割れてタイヤがサスペンションごと外れた事がある 染色浸透探傷という方法でクラックがないか点検 塗装と錆を全部剥がして…

オトナシート

床の錆びた部分の修理が終わり、板の合わせ部に防水シールが終わり 元々は、床には防音材が貼ってあったがサビの修理のために剥がしていたので元に戻す ”オトナシート”を準備 床の修復作業の前に、防音材の型をとり、図面化していたので”オトナシート”を図面…

修理道具(タップ)

雌ネジをつくる道具 ネジが錆びたりかじったりしている時の修復、ネジを修復する場合にはすでにネジはできているので小さなハンドルをつけて、修復したいネジにあわせて回転させます 雨樋のプレスの治具を作るときに使った、鉄の棒にネジのサイズより少し小…

雨樋の修理

雨樋はステンレスのモールでカバーされているので、車体側の作らなければならない部品はモールが被さるように複雑な形状をしている。普通に曲げる方法では細かい形状は作れないの準備したプレスの型を使って鉄板を曲げて製作 小さな曲げの形状は半径1.4mmで…

雨樋の修理の準備

ピラーを修理するときに雨樋は錆びた部分から切り取っておいた 右の写真はピラーの修理の前で、ピラーの修理は完了したので雨樋を作り直す 切り取った部品は元の形がわからないくらい錆びていた 助手席側の形状から図面を作成してみると、結構小さい形状で曲…

フロントピラー修復(続き)

型紙から鉄板を切り出し 直線はプレス曲げでできるが、窓の縁に合わせる曲げ部はハンマーと当金で加工 ピラーにあわせて微調整 溶接 とりあえず錆止め塗装までは完了、この後は雨樋の部品を製作から

フロントピラーの修復

錆びている範囲を調べて切り取る部分を検討 錆びた部分、錆びた雨樋を切り取り 錆びて切り取った所の代わりになる部品を作り溶接 溶接したあとに内側に錆止め塗料を塗るので、ペンキの筆が届く範囲しか作業ができないので、細切れ作業 錆びていた部分の中央…

フロントピラーの錆

修理の終わったこの場所に錆が出ている原因は? もっと上から水が入ってきたはず ピラーをみると、塗装が膨らんでいる所を発見! 塗装を剥がしてゆくと、こんなに大きな穴が… 穴の中にはパテが詰まっていたから、前のオーナーが依頼していた修理を頼んだ時に…

ホイールハウス内の修理

ホイールハウスの中のボディーも錆びて穴があいてました 錆びた部分を切り取って新しい鉄板で部品を作る修復はサイドシルの修理と同じ方法 最初は小さな穴のように見えてましたが… 元の鉄板の厚さが残っているところまで切り取るとかなり大きな穴になってし…

散歩でいろいろな車

散歩していると、古い車を見かける シートカバーの下はどんな車かな これも古い車 花壇の中に車好きのくまが隠れてる くまはアップルパイも好きらしい

ドア下サイドシル

ドア下サイドシルの錆びた部分をきりとったところ 端から少し塞いで熔接して内部にさびどめ 錆止め塗料の刷毛がとどく範囲を鉄板で塞いでゆく これで後ろがは半分が終了 今度は前の方から塞ぎ始める 残りもう少し 最後は車内側に穴が空いている所をふさぐ 車…

サイドシル

ドアの内側のサイドシルも塗装が浮いていたので剥がしてみると錆 他と同じように錆びた部分を切り取り 綺麗に仕上げてふさぐ板を準備 熔接して錆止め塗装

ジャッキアップポイントの修復(続き)

ジャッキアップポイントの修復の続き 修理前は補強の部品が錆びて下の方に穴が空いていた 新しく鉄板から作った部品を取り付け ジャッキアップのポイントが新しい部品で支えられる事になり、内部の修復は完了したので、次は錆て穴が空いていたため切り取った…

修理道具(ウマ リジッドラック)

修理の時にタイヤやサスペンションを外すので車体を支える台です 今は車体を前後とも持ち上げているので前後合わせて4個使用 車体の強度のある部分において、こんなように車体が支えられます

ジャッキアップポイントの修復

ドアの下(写真右端)にジャッキアップの場所がありますが、内側を見ると中の補強は錆びて穴が空いている このままでは、ジャッキが上がっても車体が変形して、車体は持ち上がらない この部品を外して、1mmの鉄板から作り直し ハンマーで板をたたいて整形し…

床の穴修復は車内側完成

前席と同じように後席側も穴を修復 前席下のフレームの下も修復が必要だったのでフレームを切って修理していたので 切り取った部品を溶接して戻した 錆止めを塗る → 修復した部分には錆止め塗布して、シール剤で防水 車内側の修復完成!

センターコンソールの折れたネジの再生

シフトレバーの下のセンターコンソールの取付部分のネジが錆びて折れていた (写真は30年くらい前にラリー参加した時の写真) ネジの先が折れて1cmくらい短くなってコンソール取り付けはできなくなっている状態 鉄から削って元の寸法になるように新しくネ…

修理道具(サンドブラスト)

サンドブラスはエアーで細かい砂を部品に吹き付けて錆を取る道具 コンプレッサーから空気を持ってきて、部品を箱の中に入れて作業 錆びたサスペンションの部品はサンドブラストで錆と古い塗装を落として 割れや変形が無いか確認して再塗装

床に空いていた穴は復活

熔接して錆止めを塗って半分完成(残り半分からガレージの床がまだ見える) 残りの部分をふさぐ板を作るプレス機 たいらな鉄板を切り出して、プレス機で曲げて 長さが足りないので溶接で繋いで、錆止めの塗装 車体の床に溶接して穴がふさがり元の形に復活!